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 障がい児サロン わんぱくラブ 事業終了のお知らせ
2025年05月09日(金)
本協議会で実施しておりました、障がい児サロン「わんぱくラブ」は、令和6年度の春休みの実施をもって、事業を終了いたしました。
この事業は、第1次「地域福祉計画・地域福祉活動計画」の策定に向けた住民懇談会で、障がいのあるお子さんを育てる保護者の方から「学校の長期休暇中に子供を預かっていただけるサービスが欲しい」と希望があったことから問題を整理し、特別支援学校、特別支援学級等に通う小中学生の児童生徒を対象に、夏休み期間中の在宅生活における介護者の介護負担の軽減を図り、あわせて当事者同士の仲間づくりを行なうことを目的に「障がい児サロン事業“わんぱくラブ”」として、平成19年度に週1回の試行事業を実施し、平成20年度からは正式な事業として、週3回実施してきました。
その後、夏休み以外の長期休みにも開催してほしいと希望が多かったことから、平成23年度からは春休みも開始しました。
事業実施当初は、町内に児童デイサービス等の障がい児を預かる事業を行っている事業所はなく、利用者は毎年増加していきました。
その後、平成24年4月に障害者自立支援法、児童福祉法の改正により障害者通所支援として放課後等デイサービスが体系化され、町内にも放課後等デイサービスの事業所が出来、障がい児サロンの利用者も併用の利用を始める方が増えてきました。
町内の放課後等デイサービス事業所も徐々に増えていき、それと比例するように、障がい児サロンの利用者は年々減少し、近年は新規利用希望がほとんどない状況が続いておりました。
放課後等デイサービスは運動、学習に特化するなど様々な療育が提供されていること、社協の事業より預かり時間が長いことなど、現代のニーズに合ったサービスが提供されていることなどを鑑みると、町内で選択肢が増えたことで、障がい児サロンを始めた平成19年度頃に挙げられていた課題は解決されつつあり、障がい児、保護者の方々を取り巻く環境が変わってきたことから、障がい児サロンは当初の目的を達成したと判断し、発展的解消することとなりました。
利用いただいたお子さんたち、保護者の皆様、ボランティアの方々、スタッフとして勤務いただいた方々、多くの方に支えていただき、事業を実施することができました。
本当にありがとうございました。
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